マタニティ ヨガをしよう!

ヨガというと、なんだか訳のわからないポーズをとりながら、瞑想するイメージがあるが、これが実はとても利にかなった運動らしい。ヨガの色々なポーズは正しい呼吸をしながらの、有効な有酸素運動であり、変わったポーズにも普段は使わない筋肉に適度な付加をかけて、無理のない運動をさせるという意味がある。  そんなヨガがマタニティの方々によくない訳がない。それどころかマタニティヨガとは、まさにマタニティの方々には最適な運動といえるのだ。

 まず、前述のように、ヨガはからだに無理なく少しづつ、全身を鍛えていく。マタニティヨガは更にからだに負担をかけないように配慮され、マタニティであるが故の運動不足を解消し、加えて、のびのびとからだを動かす事によって、マタニティであるが故のストレスをも解消できる。

 そして、マタニティエクササイズと同様に、このマタニティヨガは正しい呼吸法をしながらの有酸素運動である。呼吸は出産のとき、非常に大事なことで、呼吸の仕方によって楽に出産できるかどうかが決まる。ただ、マタニティヨガの方が、瞑想を基本としたヨガであるので、より精神性が高く、ストレス解消、精神の安定に効果がある。

 ただ、マタニティの方々すべてに言える事であるが、ただでさえ人生の転換期である出産を控えた身であるので、精神的にもかなり不安定な時期である。どんなマタニティ体操をやるにしても、ちゃんとした教室で、専門の先生に付いて、しかも同じようなマタニティの方々と、なんでも話し合える環境でやった方が精神的にも心強いし、なにより、楽しい。この楽しいということが、何にもまして、からだにも、心にも一番いいのである。